なぜ工場勤務になったか

ーなぜ就職の道を選んだかー

私は大学時代、化学を専攻していました。高校まで化学が得意科目でしたが、大学に入り大幅にレベルが上がり、化学が嫌いになりました。また、大学時代実家暮らしだったので、早く自立して一人暮らしをしたいという思いがあり、大学院への進学は考えていませんでした。というか、学力的に進学の選択肢はなかったです。

 

ー化学メーカーは狭き門ー

一般的には私のような化学専攻は大学院に進学するか、化学系のメーカーに技術職として就職するかが多いと思います。私も就職活動を始めたときは、化学メーカーを主に見ていました。

 

しかし、化学メーカーの技術職は狭き門で、そこに入れるのはほとんどが修士(大学院卒)なのです。もちろん学部卒でも入ることはできますが、一握りの優秀な学生のみです。彼らは教授から推薦してもらい、化学メーカーの面接を受けているのです。

 

ー自動車業界に転向ー

そこで私は別の業界を見ることにしました。特にやりたいことがなかった私は、なんとなく車の運転が好きだからという理由で、自動車業界に興味を持ちました。

 

そこでようやく技術職として内定をいただくことが出来ました。もちろん、トヨタ、日産のような完成車メーカーではなく、そこに部品を売る部品メーカーです。

 

ちなみに自動車部品メーカーと言っても有名な会社からそうでない会社までありますが、私が勤めているのは名も無き会社です。

 

ーそして悲劇は起こったー

こうして就職活動を終えた私は、今年の4月からその会社に入社しました。そして1か月程度のの新入社員研修、ビジネスマナーなどの座学を受講しました。

 

その後私が配属されたのは、、、、、、、工場でした。。。

 

意味が分かりませんでした。技術職といえば、部品の設計などをやるものだと思っていましたが、蓋を開けてみればそうではなく、毎日ロボットのように同じ作業を何回も繰り返すライン工でした。

 

こうして私の大卒工場勤務としての人生が始まりました。